今回も下津島のいつものお宅へ支援の餌を
お渡しして、いつものルートで給餌開始。
でも、やはり下津島ではあまり猫を見かけませんでした。
暖かくなって、野生動物が活発に動き出したのか、
コンクリートの建物の中の餌箱も、カラスの糞で
汚されていました。
いつも複数の猫がいて、餌箱の置いてあるお宅も、
餌箱の中はすっからかん。
こんなこと今までありませんでした。
狸か何かが全部たいらげてしまったのでしょうか。
(後日、この近くのお宅の方に、仮設住宅でお会いしたところ、
一時帰宅中に子牛ほどのイノシシが4~5頭うろうろしていて、
とても怖かったとおっしゃっていました。)
餌箱をどうしようか思案していると、藪の向こうに一匹だけ
猫が姿を現しました。
でも、以前と違ってとても警戒していて、すぐに隠れてしまいました。
とりあえずの分のごはんは置いてきました。
急いで急いで、食べてくれたらいいのですが。
あるお宅では、偶然、見守り隊の方とお会いし、その子の
お家の方がしばらく帰っていないんだと伺いました。
「餌があれば私たちもあげられるんだけど・・・」との
事でしたので、その子のお家のわかるところにドライと
缶を置いて、見守り隊の方にも餌やりをお願いしました。
現地の方が力を貸して下さることは、私たちにとっても
一番、心強いことです!
そして、この子!!
元気でした!!よかった~

2月に行ったとき、木に鎖がぐるぐる巻きになって雪の上で
動けなくなっていて、ほどいてあげた子です。
3月に行ったときに、鎖ごといなくなっていたので
どうしているかとても心配していました。


この2頭の子は、ずっと飼主さんが餌やりに
帰ってきていたのですが、持病が悪くなられて、できれば給餌を
お願いしたいと、新たに要請がありました。
今までと同じく、私達だけでなく多くの個人ボランティアの方々が
交代ごうたい通って下さることになっています。
クリーム色の男の子は人懐こいかわいい子ですが、白い女の子は
気が短かったです・・・(^_^;)

このお宅では、なんとサルが3匹、屋根の上から犬のごはんを
狙っていました。
飼主さんが置いて行ったらしい手作りのごはんが
お皿に手つかずに置いてありました。
そんなに時間は経っていなさそうでした。

ねぇねぇ、遠くを見つめていないで、早く食べちゃったほうが
いいんじゃない?
飼主さんの帰った方を見ているのかな。
結局この子はおやつをあげようとしても、
ちらりと一瞥しただけでずっと遠くを見ていました。
切ないなぁ・・・。
今回一緒に活動して下さったSmartwhipさんのブログはこちらです⇒
http://mobi.smartwhip.net/
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